Q.屋外に人工樹を置きたいけれど・・・・

A.基本的は不可能に近いです。問題点は3点で雨・風・日光です。まず雨の場合ですが、自然の木を乾燥させて使用している人工樹は腐ってきます。ただし自然木の幹全体にFRPとかの防水加工を施せば大丈夫です。つづいて風。 これはどうにもなりません。通常葉の芯には針金のような固い鋼線がはいっています。 これは復元力がないため、風で枝が曲がったら曲がったままになります。また葉はプラスチック製の小枝とポリエステルの繊維の葉を熱で溶かしてくっ付けてあるため容易に剥がれます。最後に日光。これもなかなかのくせもので、色が序々に変色してきます。また小枝部分のプラスチックはポリスチレンという素材で出来ている為、紫外線ですぐにボロボロになります。プラスチックのつたも同様にボロボロになります。まれに屋外用として売っている商品は、あくまでも雨の多くない風の強くない直射日光のあたらない場所に設置ということになりますので、ご注意ください。
現実に完全屋外仕様は現在のところ当社のウィンディココナッツのみと思います。

2016年10月03日